『イシューからはじめよ』

 ステータス:読了
評価(最高が5つ星):☆☆☆
覚えておきたい言葉(引用):
イシューの定義
・2つ以上の集団の間で決着のついていない問題
・根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題

分析とは何か?
僕の答えは「分析とは比較、すなわち比べること」というものだ。分析と言われるものに共通するのは、フェアに対象同士を比べ、その違いを見ることだ。

「イシューからはじめる」アプローチ
1:今本当に答えを出すべき問題=「イシュー」を見極める
2:イシューを解けるところまで小さく砕き、それに基づいてストーリーの流れを整理をする
3:ストーリーを検証するために必要なアウトプットのイメージを描き、分析を設計する
4:論拠と構造を磨きつつ、報告書や論文をまとめる

「これは何に答えを出すためのものなのか」というイシューを明確にしてから問題に取り組まなければあとから必ず混乱が発生し、目的意識がブレて多くのムダが発生する。ビジネスであれ研究であれ、1人で取り組むことはほとんどないだろう。チーム内で「これは何のためにやるのか」という意思統一をし、立ち返れる場所をつくっておく。一度で十分でない場合は何度でも議論する。

あるコンビニエンスストアチェーンにおいて、「全体の売上が下がっている」という場合、最初のイシューのひとつは「<店舗数が減っている>のか<1店舗あたりの売上が下がっている>のか」というものになるだろう。前者であれば店舗開拓スピードや店舗の退店・フランチャイズ離脱率が課題になり、後者であれば店舗のつくりや運営方法が問題になる。
どれも「それはそうだ」と思われるだろうが、現実にはこうしたレベルでのイシューの見極めができていないケースは多い。「商品はいいのに売り方が悪い」「店舗開拓に問題があるに決まっている」など、思い込みで突き進んでしまうのだ。まずは大きな分岐点を見極めることが大切だ。

感想など:金沢旅行中に読んだ本。何かを考え始める前に意識しておいた方が効率的でしょうね。シンプルだけど実践するのは実はなかなか難しいことですね。

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