ステータス:後半は飛ばし読み
評価(最高が5つ星):☆☆
覚えておきたい言葉:
考え抜いた末、アーメンは自分自身や家族の期待から自由になり、この事業に関わっていくことを決断しました。とてもむずかしい決断でしたが、それから何年も経ったいまも、この決断を少しも後悔していません。仕事は大変ですが、ほんとうに大変なのは、自分自身を作り替えるという決断だったのです。
自分の心の声に従わなかった……叔父がニューヨークで亡くなったとき、わたしはカリフォルニアに住んでいた。周りからわざわざ葬式に行くことはないと言われ、出席を見合わせた。いまだに、それを後悔している。人生には、どうしてもやらずにはいられないこと、周りの意見と違っても、自分が正しいと思った行動をとるべきときがあることを学んだ。
何かをやめると、じつは驚くほど元気が出ます。決めるのは自分であり、その気になればいつだってやめられることに気づきます。自分で自分を檻に入れ、見張りをする必要などないし、うまくいかない場所に引きこもる必要もありません。とはいえ、やめるのが簡単なわけではありません。わたしには、自分に合わない仕事をやめ、うまくいかないプロジェクトを中止した経験がありますが、どちらの場合も大変でした。わたしたちは、途中でやめるのは、自分が弱い証拠だと教えられています。現実は、その逆である場合が多いのですが。やめることが、もっとも勇気ある選択の場合もあります。
要するに、何にしてもやめるのは難しいのですが、うまくやめるのはもっと難しいものです。引き際が見事な人がいれば、後にぽっかり穴を残していく不器用な人もいます。(中略)人生では、おなじ人に何度も出会うことがよくあります。それも予想もしない形で。この事ひとつとっても、やめるときは、周りの人への影響をよく考えておくべきです。引き際をきれいにするのは、後々、その影響が自分に巡ってくるというだけでなく、人としてやるべきことなのです。同僚や友人、あるいは元の会社を傷つける形でやめるのは、決して正当化できることではありません。
感想など:日本語翻訳の画像がなかったので、英語版をイメージで使ってます(英語では読んでません。というか読めません)。内容はごくごく当たり前のことが書かれていますが、それらが一人ひとりの人間のエピソードをまじえて語られているので、味わいがある。何かを「やめる」ことについての引用が多くなりましたが、何かを選択することは何かを選択することをやめることなので、大事なことだと思います。結果はどうあれ、選択に自分が納得できるかが重要。
