『東京タワー』

先日、やや遅まきながら、リリー・フランキーさんの
『東京タワー』を読み終えました。
この本、すごくよかったです。
主人公の「オカン」への想いはもちろんなのですが、
僕は個人的に主人公の持つ「おかね」に対する考えが、
わかるというか、共感しました。

あと、 「この数週間で、オトンと三十五年分の
話をしたような気がする。
この人のことをもっと好きになったら、
オトンが死んだ時、 また、あんなに悲しい
想いをするかと思うと、それが嫌だなぁ。
オトンをぼんやり眺めながら、そう思った」という
セリフも、 胸に伝わってきました。

さらに思ったのは、
人が人生の最期を覚悟して綴った言葉というのは、
どんなに名文を書く人のそれより、
人の胸をふるわせるものだということでしょうか。

昨日、芝の東京プリンスホテルで仕事の打ち合わせをした後、
東京タワーに昇った。20年ぶりくらいだろうか。
昔昇った時には、東京で一番高かったのに(イメージ)、
いまはヒルズや都庁を見上げることになる。
時代は流れている。でも、
1番高くはなくても、やはりこのタワーは特別なものですね。

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