『1Q84』


題名:「1Q84」
ステータス:読了
評価(最高が5つ星):☆☆☆
覚えておきたい一文:
「向こうがたとえ青豆さんのことを
好きじゃなかったとしても?」
「一人でもいいから、心から誰かを愛することが
できれば、人生には救いがある。たとえ、
その人と一緒になることができなくても」

「チェーホフがこう言っている」とタマルも
ゆっくり立ち上がりながら言った。
「物語の中に拳銃が出てきたら、
それは発射されなくてはならない、と」
「どういう意味?」
 タマルは青豆の正面に向き合うように
立って言った。彼の方がほんの数センチだけ
背が高かった。
「物語の中に、必然性のない小道具は持ち出すな
ということだよ。もしそこに拳銃が出てくれば、
それは話のどこかで発射される必要がある。…」

ひとことコメント:
発売後、すぐに読んだものの、
感想を書くのが遅くなりました。
個人的には、「ダンスダンスダンス」「ノルウェイの森」
「我らの時代のフォークロア」とかが好きなので、
ちょっと路線・文体が合いませんでした(やむなし)。
ただ、「海辺のカフカ」「アフターダーク」など、
最近の作品に比べると面白かったです。
というか、まだ続きそうですよね。この作品は。
今後の展開に期待。
いずれにせよ、本屋で手に入れた瞬間、
ワクワクさせてくれる作家が同時代にいることは、
とても幸せなことだと思います。ホントに。

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