ステータス:読了
評価(最高が5つ星):☆☆☆☆☆
覚えておきたい言葉(引用):
色付きの静寂の真ん中で、ルソーは、ヤドヴィガの手をそっと取りました。来る日も来る日も洗濯をし続けて、老婆のようにごわごわになった手を、絵の具で汚れた手が握ります。ふたりは、手に手を取って、進んでいきました。香しき森、深い葉陰の向こうへと。
本気であの人の女神になってやれよ。それであんたは、永遠を生きればいい。
鼓膜の奥に蘇るのは、パブロの言葉です。
感想など:最近知り合いになった人から、おすすめされた本。この作者の昔の本は何冊か読んでいましたが、もうひとつピンときてませんでした。でもこれは面白い。なんでも作者は昔、キュレーターとして美術にかかわったことがあるそうなので、その辺の経験が存分に活かされている気がした。
人からおすすめ本を聞くのは世界を広げるのにとても有効だと改めて感じた。
