ステータス:途中
評価(最高が5つ星):☆☆☆
覚えておきたい言葉:
アマルティア・センは「貧困はたんに所得の低さというよりも、基本的な潜在能力が奪われた状態と見られなければならない」と主張する。
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誰もが同じように「がんばれる」わけではない。「がんばる」ためには、それを可能にする条件がある。「自分は今のままでいいんスよ」という言葉が、現状への充足感を表現しているのか、それとも諦観や拒絶・不信感に基づくものなのか、それはその人の”溜め”を見ようとする努力の中で見極めなければならない。そして後者の場合、その言葉は何よりも”溜め”を回復するための条件整備を求めている。そのとき、”溜め”を増やすことなく、ただ御題目のように「がんばれ。誰だってそうしてきた。誰だって大変なんだ」と唱えても、状況を好転させることはできない。
感想など:ここ数年、感じていることですが、日本ってホント横並びが好きな国なんだと思う。最近、年金支給額と比べて「不平等」として生活保護の切り下げを求める世論が高まっていますが、それも横並びの表れだと思う。楽をしてそう、という思い込みで平均を引き下げようとするんですよね。自分が生活保護もらう立場になるとか考えないんでしょうね。滑り台社会はとかく生きにくい。
