『竹中式 マトリクス勉強法』


ステータス:読了
評価(最高が5つ星):☆☆☆
覚えておきたい一文:

 今多くの企業には、「3年3割の法則」といって新卒社員が3年で3割やめてしまう現象が起こっています。その理由の多くは、「雑用などやっていられない」とか「この会社では成長できない」「私がやりたいことは他にある」という若者特有の”思い込み”。こうした情報を見聞きすると、私は「ああ、もったいない」と感じてしまいます。
 もちろん、自分がやりたいことが明確にあって、そのための転身するのは大いに結構です。しかし、先に言ったように、雑用経験は世の中を知る絶好のチャンスです。「逆転の発想」でいえば、後にも先にも、こんな経験は二度とできません。それを、自ら放棄してしまうのは、いかにも贅沢な話です。
 実は、”雑用ができること”こそが、どこに行っても使える汎用性の高いスキルだと多くの人は知らないのです。

「鳥は向かい風の中、飛び立つ」。これは、友人でもある歌手の谷村新司さんが、私がパッシングされているときに贈ってくれた言葉です。なぜなら、向かい風によって浮揚力がついて、高く上空に上がるから。
 人間の成長も、これに同じ。追い風に乗ってばかりいたのでは、流される一方で、浮揚するエネルギーがつきません。
 とはいえ、向かい風に立ち向かうには、「自分ならできる」と士気を鼓舞する強靭な精神力が必要です。
 そんなとき、力になってくれるのが、仲間の存在です。もっとも、「風がすごいからやめておけば」と言う仲間では逆効果。励みになるのは、「You can do it !」と言ってくれるポジティブマインドの友達です。

ひとことコメント:
竹中平蔵さんには昔から好感を抱いています。いま。「小泉・竹中路線が日本を無茶苦茶にした」といろんなメディアで報じられていますが、本当にそうだろうか。彼らが政権を担っていた時、不良債権は大幅に圧縮されて、株価も上昇した。何より、目標を立ててそれに向けて実行する力があった。
以前、本かテレビか忘れましたが、格差について竹中さんがインタビューされた際、「(努力した人が報われるのは当然なので)格差は仕方ない。ただ、貧困の拡大は問題だ」と言ってました。確かになぁと思いました。両者をごちゃ混ぜにしちゃだめですよね。

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