『一般意思 2.0』

ステータス:読了
評価(最高が5つ星):☆☆☆
覚えておきたい言葉:

ルソーにおいて社会契約とは、人民ひとりひとりが「自分の持つすべての権利とともに自分を共同体全体に完全に譲渡すること」を意味している。社会契約が社会(共同体)を作る。その結果として生まれるのが、個人の意志の集合体である共同体の意思、すなわち「一般意思」だ。

ツイートにしろチェックインにしろ、むろん個々の行為は意識的なものではある。しかし、数千万、数億、数十億というデータの量は、もはや個々人の思いを超えた無意識の欲望のパターンの抽出を可能にする。
(中略)
一般意思とはデータベースのことだ、というのがこれからの議論の核になる主張である。

感想など:職場の人が朝出社するなり、「この本、面白かったですよ」と言って貸してくれた本。ウェブ上で話題になっていたので、読んでみようと思っていたのでラッキー。この著者の文体は前からちょっと苦手なのですが、視点が面白かったので読み切った。ただ、ニコニコ動画の進化系が目指すべきところのように読めたので、あんまりあの空間の雰囲気が好きではない身としては複雑。

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