ステータス:読了
評価(最高が5つ星):☆☆☆☆
覚えておきたい言葉(引用):
父に会社を辞めるジレンマを話した。「中国の大手通信会社とウィンドウズの100万ドルの契約を結ぶ責任者になろうとしているのに、読み古したドクター・スースの本を200冊寄付しますというメールのほうが興奮するのは、どうしてだと思う?」
「おまえの優先順位が変わっただけだよ。昔からずっと独立心のある子だった。だれかのために働くより、自分で何かを始める時期なんだろう」
シドニーにいる友人のマイクは、最高のアドバイスをくれた。「バンドエイドをはがす方法は2つある。痛いけどゆっくりはがすか、痛いけど一気にはがすか。きみが選ぶんだ」
マイクの言うとおりだった。行動を起こすときだった。うだうだと考え、貯金を計算し、友人に愚痴をこぼすのにも飽きた。どれも引き延ばすための作戦にすぎない。自分が何をやりたいの、僕にはわかっている。そのときが来たのだ。
☆
どこか遠くに約束の地があるとは思わなかったが、未来ははっきり見えていた。自分の決めた道を突き進め。ソフィだって、2人の人生は違うことを認めさえすれば、もっと幸せになれる。途上世界を旅して慈善活動をする僕の新しい人生を彼女が望んでいないのと同じくらい、外国で贅沢な送りながらキャリアを積むこれまでの人生を、僕は望んでいない。2人ともまちがってはいない。それが人生だ。僕たちはそれぞれ違う優先順位を持っている。彼女をいまも心から尊敬しているし、自分が選んだ道で活躍する彼女を見ているとうれしい。ただ、これまでと同じ条件に合わせて「最適化」した人生を、もう送りたくはなかった。
☆
大きく考えることが肝心だと信じていたからだ。マイクロソフトでは、「大きく行け、それができなければ家に帰れ」と言われていた。これこそ、何か変化を起こしたいすべての人に送るアドバイスの核心だ。今日の世界が直面している問題は、とてつもなく大きい。少しずつと言っている暇はない。時間と精力をつぎ込む価値のある目標があるなら、大きく考えるべきだ。
大きく考えれば、目標はおのずと実現する。大胆な目標は大胆な人々を引きつけるからだ。
☆
世間には従業員から信頼を集める努力をしないまま、一方的に忠誠を要求するエグゼクティブが多すぎる。そんなとき僕はトーマス・エジソンの言葉を思い出す。「たいていの人は機会を見逃す。機会は作業服を着て、重労働のように見せかけているからだ」
感想など:生き方の決断について、考えさせられる内容だった。自分の人生の優先順位は何かを常に問い続けることが大事なわけですね。ちょこちょこ変わるけど。
