土曜日出社だった関係で、月曜は休み。なので、映画『ノルウェイの森』を観に行く。原作はこれまでで一番読み返している作品で(1年に1回くらい)、自分の中で描いている世界があるため、映画はがっかりするかなぁと覚悟していた。けど、そこはトラン・アン・ユン監督が世界を再構築していたので思っていた以上に楽しめました。ただ、かなり原作をカットしているので、読んでないと説明不足になるようにも感じました。
キャストもなかなか興味深かったけど、個人的には水原希子さんの緑役がはまっていたように感じた。映画初主演だそうですが、直子と対照的な、生命力あふれる緑のキャラにピッタリでした。パンフレットもかっこよかったので買ってしまった。帰りの電車では、もちろん『ノルウェイの森』をエンドレスで聴いていた。
最後にパンフレットにも載っている、緑(とワタナベ)の名言。
ワタナベ「君にとって、愛ってなに?」
緑「たとえば今私があなたに向かって、苺のショートケーキが食べたいって言うとするでしょ。そしたらあなたは何もかも放り出して、走ってそれを買いに行って、そしてハアハアしながら戻って来て、それを私に差し出すの。そしたら私は『ふん、もうこんなものなんていらなくなっちゃったわよ』って言って、それを窓の外に放り投げるの。私が求めているのはそういうものなのよ」
ワタナベ「そんなの愛とは何の関係もないような気がするけどね」
緑「あるの! 私は相手にこう言ってほしいのよ。『わかったよ、緑。僕が悪かった。僕はロバみたいに馬鹿で無神経だった。お詫びに何か別のものを買いに行ってあげよう。何がいい? チョコレートムース? それともチーズケーキ?』」
ワタナベ「するとどうなるの?」
緑「愛してあげるの」


