パトリックの茶色の靴を長く履いています。
国内外歩いて履きつぶした後、また同じのを買いました。
これまで、靴が固定したことはなかったので、
少し縁を感じます。これからも仲良くしていきたい。
靴といえば、須賀敦子さんが、
『ユルスナールの靴』のプロローグで名文を書いてますね。
「きっちり足にあった靴さえあれば、
じぶんはどこまでも歩いていけるはずだ。
そう心のどこかで思いつづけ、
完璧な靴に出会わなかった不幸をかこちながら、
私はこれまで生きてきたような気がする。
行きたいところ、行くべきところぜんぶに
じぶんが行っていないのは、
あるいは行くのをあきらめたのは、
すべて、じぶんの足にぴったりな靴を
もたなかったせいなのだ、と」
きっちり足にあった靴さえあれば、
じぶんはどこまでも歩いていけるはず、か。
どこに歩いていけばいいのやら。
パトリックと相談しながら歩きます。
パトリックの靴
日記
