「建築的にも有名だし…」と世間的には口にしつつ、実はアンパンマンが好きなので行きたかったアンパンマンミュージアム。大学のころ、不登校気味になった時、毎朝アンパンマンを見て愛と勇気をもらっていました。バタコさんの万能ぶり、メロンパンナとロールパンナの苦悩、なかなか深い物語です。脱線しましたが、ミュージアムは高知の山奥にあります。雨の中アンパンマンバスに乗って、訪れました。
何分かごとに、建物の右上に現れるアンパンマン。ちっちゃ。
見ればわかるようで余計わからなくなるアンパンマン号の解説。
初期の絵。解説もシュールでした。以下、引用。
パンつくりの めいじん ジャムおじさんは このごろ げんきが ありません
パンつくりも やすんで ためいきばかり ついています。
「なんだか きもちが わるくて しごとを する きが しない。」
あんぱんまんも しんぱいです 「おじさん あんこが くさりますよ。」
心配する方向性がすごくて驚愕。
顔をあげるアンパンマン
足をすべらせ、暗い谷間に落ちて泣いていた うさぎのピョンきち。
目の前に飛んできたのはアンパンマン。
「さあ、ぼくの顔をあげる。食べてごらん。元気がでるよ」
注釈:顔をあげるというアンパンマンの行為には、アンパンマンストーリーの基本的メッセージ(”正義を行う時は、自分も傷つくことを覚悟しなければならない”)が表れている。
このメッセージは「大いなる力には、大いなる責任が伴う」というスパイダーマンのメッセージと重なるところがありますね。顔をあげるのは、本当はアンパンマンにとってもつらいことなんですね。そういう意味では、先に紹介した、落ち込んでいるジャムおじさんに対する「あんこがくさりますよ」という言葉は、正義の責任をひきうけているアンパンマンだからこそあふれでた心情なのかもしれませんね、…ってわけわからん。
絵はかなり本格的でして、からかい半分でここを訪れる人に衝撃を与えます。
ミュージアムの裏にある公園。アンパンマンキャラの石像が立っていて、ちょっと新興宗教みたいで怖い。教えは愛と勇気です。アンパンマンとは別件ですが、この街においしい卵かけごはんを食べられる店があると旅に行く前にメモしていたのにすっかり失念していた。けっこう山奥なのでもうしばらくは行かないだけに、悔やまれる。雨で顔がぬれて、力が出ない。





